2019/05/29
M95:ひとつの内環がある渦状銀河 最新

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M95: Spiral Galaxy with an Inner Ring
Image Credit: NASA, ESA, Hubble, ESO, Amateur Data; Processing & Copyright: Robert Gendler & Roberto Colombari

説明:なぜ、渦状銀河の一部は中心の周りに環をひとつ持っているのでしょうか?なによりも第一に、M95は大きく美しい棒・渦状銀河[a]の比較的近くにある見本のひとつです。この主役となった画像ハボル宇宙望遠鏡[b]や幾つかの地上に置かれた望遠鏡から得られた画像が合成されたもので、その中に見えるのは、銀河中心を横切る一本の短い棒状部[c]と複数の広がった渦の腕で、それを描いているのは、複数の、明るく輝く青い恒星からなる散開星団、暗黒の塵からなる筋、何十億もの微光の恒星から拡散する輝きです。しかし、多くの天文学者達の興味をそそるのは、この銀河の中心部の周りにある周核環[d]で、中心の棒状部のすぐ外側に見えています。この環の長期安定性に関しては、研究の課題のひとつのままですが、複数の観測結果から示されるのは、その現在の明るさが恒星形成の過程における複数の爆発によって少なくとも増強されていることです。M95はまたNGC3351[e]として知られており、幅がおよそ5万光年あり、およそ3000万光年離れており、そしてそれは、小型の望遠鏡で見ることができ、ライオンの星座(しし座)[fg]の方角です。

ぼほ超空間:ランダム・エイポッド生成[hij]

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APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU)、ジェリー・ボネール(UMCP)
APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎
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  ランダム・エイポッド
[t1] (1)エム(メシエイ天体)[M<English>][Messier <French>][Messier <English>]
(2)M(メシエ天体)[<慣>]
(3)M95:メシエイ目録(星雲と星団に関する目録)の95番目に掲載されている彗星ではない天体
[t2] (1)渦状(かじょう)銀河
(2)渦巻き銀河[<慣>]
(3)渦巻銀河[<慣>]
(4)スパイラル銀河[spiral galaxy <English>]
[a] (1)棒・渦状銀河
(2)棒渦巻銀河[<慣>]
(3)barred spiral galaxy
[b] (1)ハボル(宇宙望遠鏡)[Hubble hubble <English>]
(2)ハッブル(宇宙望遠鏡)[<慣>]
[c] (1)棒状部
(2)棒[<慣>]
(3)棒形の恒星集団
(4)棒構造
(5)棒状構造
(6)bar
[d] (1)周核環
(2)核周環
(3)circumnuclear ring 
[e] (1)NGC(エヌジーシー)[NGC <English>]
(2)NGC(新総目録)
(3)NGC(新一般カタログ)[<慣>]
(4)NGC(ニュージェネラルカタログ)[<慣>]
(5)NGC(ニュー・ジェネラル・カタロウグ)[New General Catalog(NGC) <English>]
(6)NGC(NGCカタログ)[<天辞>]
(7)
NGC 3351:ジェネラルカタログにジョン・ドレイヤーが追補した星雲、星団や銀河などの天体目録の3351番に登録された天体
[f] (1)ライアン[lion <English>] 
(2)ライオン[<慣>]
(3)獅子[<慣>] 
[g] (1)しし座[<慣>]
(2)獅子座
(3)レオ[<慣>]
(4)リオウ[Leo <English>]
[h] (1)超空間
(2)ハイパースペイス[Hyperspace <English>]
(3)ハイパースペース[<慣>]  
[i] (1)ランダム[random <English>][<慣>]
[j] (1)APODAstronomy Picture of the Day
(2)エイポッド(今日の天文写真)[APOD[v@3m35s] <English>]
(3)アイポッド[APOD(QA1) <English>]
  
[v] 動画
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