< | 2019/07/28 | > |
暦 | 赤外線で見た北アメリカ星雲 | 最新 |
説明:北アメリカ星雲は、大抵の北米の方々にはできないこと、すなわち星を形成することができます。正確には、これらの星々が形成中のこの星雲[v]内の場所は、この星雲の可視光を通さない厚い塵の一部でほぼ遮られています。しかし、この北アメリカ星雲の眺めは、地球を周回中のスピッツァー宇宙望遠鏡[a]によって赤外線光で見られたもので、その塵の多くを通して熟視し[v]、何千もの新しく形成された星々を明らかにしています。上の科学的に色付けされた赤外線画像の上でマウス・ポインター[b]を動かすと、比較のために表示されるはずなのが、その同じ領域にひとつの対応する可視光画像です。この赤外線画像が巧妙に捉えているのは、たくさんの形成段階にある若い星々です。それらは、ガスと塵からなる複数の濃い塊[c]の中に埋め込まれているところから、複数の、円盤状のものや放出された噴流に取り囲まれているところ、そして、それらを生んだ繭状のものが除かれているところまであります。北アメリカ星雲(NGC 7000)[d]は、幅がおよそ50光年あり、およそ1500光年離れており、白鳥の星座、はくちょう座の方角にあります。とはいえ、北アメリカ星雲内で知られている全恒星のうち、電離して赤く輝かせているエナジー[e]のある光を発しているのがどの重い星々であるかは依然として論争されています。
エイポッド日本語版[f]からのお知らせ:今後2週間ほど、掲載が大幅に遅れることがあります。
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明日の画像:稲妻対火山 APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU)、ジェリー・ボネール(UMCP) APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎 |
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