< | 2019/08/06 | > |
暦 | 近くのユニヴァースにある近隣空洞 | 最新 |
説明:このユニヴァースの私達がいる領域は何のように見えるでしょうか?複数の銀河が天空中にかなり広がっているので、そして私達がいる天の川銀河[a]が遠方の空の一部を遮っているので、それを見分けるのは以前から困難でした。しかし、新たな図がひとつ作成されました。複数の大規模な銀河運動を使って、近くのユニヴァース内で重力で引き寄せているに違いない何か重い複数の天体を推測しています。この主役となった図は一辺の幅が6億光年を超え、表しているのは、私達がいる天の川銀河がおとめ座銀河団[b]の縁にあり、そしてそれが繋がっているのは巨大引力源[c]であり、比較的かなり大きい銀河群です。同じく近くにあるのは、巨大な、かみのけ座銀河団[d]と広大なパーシアス座-うお座超銀河団[e]です。逆に言うと、私達がいるのはまた、銀河がほとんど無い巨大な領域の縁であり、その領域は近隣空洞として知られています。近隣空洞による反発力が、天空の他方にある銀河が高密集している方向への重力による引力と統合することで説明されるのが、私達のいる銀河が宇宙マイクロ波背景に対して謎の高速度を持つことですが、しかし全てではありません。近隣ユニヴァースを自ら探査するために、コズミック・フロウズ第3版[g]で特定された通りに、この対話式3次元可視化表示[h]の中で連続拡大表示したり、その周りを旋回できるようになっています。
エイポッド日本語版[i]からのお知らせ:今後2週間ほど、掲載が大幅に遅れることがあります。
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明日の画像:木星のジョウズ APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU)、ジェリー・ボネール(UMCP) APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎 |
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