1999/10/26

 かじき座30:タランチュラ星雲

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説明:かじき座30(30 Doradus)は、広大な星の形成域のひとつで、近隣にある銀河、{マジェラン雲(*)}の中にあります。この領域が持つ、蜘蛛のようなその姿が由来となって、タランチュラ星雲(*)というそのよく知られた名前となっています。しかし、このタランチュラは、差し渡しがおよそ、1000光年あり、16万5千光年離れていて、南の星座、かじき座(*)の中にあります。もし、タランチュラ星雲が、地球に最も近い{育"星"場(*)}である{オライオン星雲(*)}の距離(1500光年)にあったら、それはおよそ視角30度(満月60個分)の天空を覆うように見えることでしょう。上の画像は、大情報量写真機(Big Throughput Camera)で撮影されたもので、代替色で表されています。タランチュラ星雲の細長い複数の脚が取り囲んでいるのは、NGC 2070というひとつの星団で、知られている本質的に最も明るく、最も重い星がいくつか含まれています。この宇宙のタランチュラがあるのは、最も近くで最近おきた超新星の跡の近くでもあります。

 

明日の画像タランチュラの心臓部に

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