2019/12/31
M33:さんかく座銀河 最新

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M33: The Triangulum Galaxy
Image Credit & Copyright: Rui Liao

説明:この小さな北天の星座、さんかく座がかくまっているは、この壮大な正面向きの渦状銀河であるM33です[ab]。それが持つ、よく知られた名前に含まれるのは、ピンウィール銀河[c]、あるいは、単にさんかく座銀河です。M33は、直径が5万光年を超えており、近隣銀河群[d]の中では三番目に大きい銀河であり、アンドゥラメダ座銀河(M31)[e]と私達がいる天の川(銀河)に次ぐものです。天の川銀河からおよそ300万光年離れているM33は、それ自体アンドゥラメダ座銀河の付随銀河[f]のひとつであると考えられています。これら二つの銀河内にいる天文学者たちは、おそらく、巨大な渦を巻いたような銀河系[g]の壮観な眺めをお互いに見ていることでしょう。惑星地球からの眺めに関して、この鮮明な画像が見せつけているのは、M33が持つ、複数の、青い星団や桃色を帯びた恒星形成域[h]です。それらは、この銀河のゆるく巻かれた複数の渦状腕[i]に沿っています。事実、洞窟状のものがたくさんあるNGC604[j]は、最も明るい、恒星形成域[1]であり、ここでは、この銀河の中心部からおよそ時計の7時の位置に見えています。M31のように、M33にあるうまく測定された複数の変光星の集団が役立てられて、この近隣にある渦状銀河は"宇宙における基準尺度"のひとつになって、この宇宙の距離を計るものさし確立しています

エイポッ(ド)日本語版からのお知らせ:年末年始にかけて掲載が大幅に遅れます。

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APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU)、ジェリー・ボネール(UMCP)
APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎
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[1] アストロアーツ>アーカイブ>月別アーカイブ>2003年>12>2003/12/10> われわれに近い銀河で起こっている、星々誕生の大爆発 から
[t1] (1)M(エム)[ M M M M M[Julie(US)] <English>] [<慣>]
(2)M(メシエイ)[ Messier Messier[Virginie] <French> Messier Messier Messier <English>][<apj>]
(3)M(メシエ)[<慣>]
(4)>Messier
(5)>Charles Messier's catalog
(6)M33:シャール・メシエイによる天体目録(星雲と星団に関する目録)の33番目に掲載されている彗星ではない天体
[t2] (1)Triangulum Galaxy
(2)さんかく座銀河[<慣>]
(3)三角座銀河[<慣>]
(4)さんかく銀河[<慣>]
(5)三角銀河[<慣>]
[a] (1)face-on
(2)正面向きの[<apj>][<慣>]
(3)フェイスオン[face-on face-on <English>][<慣>] 
[b] (1)spiral galaxy
(2)渦状(かじょう)銀河[ spiral galaxy <天辞>][<慣>]
(3)渦巻銀河[ spiral galaxy <天辞>][<慣>]
(4)渦巻き銀河[<wiki>][<慣>]
(5)スパイロル銀河[spiral galaxy spiral spiral <English>]
(6)スパイラル銀河[spiral galaxy <English>][<慣>]
[c] (1)Pinwheel Galaxy(M33)
(2)ピンウィール銀河(M33)[ Pinwheel Galaxy <English>][ <apj>] 
(3)説明:通常M101の別名であることが多く、海外の一部でM33の別名にもなっている。区別のため、M33の場合は、ピンウィール銀河と表記する
(4)比較>Pinwheel Galaxy(M101) 
[d] (1)Local Group of galaxies
(2)近隣銀河群[<apj>]
(3)局部銀河群[<慣>]
(4)局所銀河群[<天辞>][<慣>] 
(5)説明:「局部」「局所」が使われている例が多い。意味合いからすると「銀河系の地元または近く」と解釈し、「近隣」を採用。Cluster(団)と区別して群を採用。
(6)別名>local galaxy group
[e] (1)Andromeda Galaxy
(2)アンドゥロメダ座銀河[Andromeda Andromeda <English>]
(3)アンドゥロメダ銀河[Andromeda Galaxy <English>]
(4)アンドゥラメダ銀河[Andromeda Galaxy <English>]
(5)アンドロメダ銀河[<慣>]
(6)>Andromeda
[f] (1)satellite galaxy
(2)付随銀河[<apj>]
(3)衛星銀河 [<慣>]
(4)伴銀河 [<慣>] 
(5)サテライト銀河 [satellite galaxy <English>] [<naoj>]
(6)説明:従者、供の意味から"衛星"でなく、"付随"とした
(7)別名>companion galaxy
[g] (1)star system
(2)恒星系、星系[<慣>]
(3)銀河系[<apj>]
(4)説明:広義の恒星系に銀河系も含まれるが、銀河系を指す場合は、銀河系を用いる。ひとつまたは複数の恒星を中心とした惑星を含めた天体系に対して恒星系(星系)を用いる。
[h] (1)star forming region
(2)恒星形成域
(3)星形成領域
(4)星の形成域
(5)星の形成領域[<慣>]
[i] (1)spiral arm
(2)渦状腕(かじょうわん))[ spiral arm <天辞>][<慣>]
(3)渦巻腕(うずまきうで))[ spiral arm <天辞>][<慣>]
(4)スパイラル・アーム)[ spiral arm <English>][<wiki>] [<慣>]
(5)>Arm
[j] (1)NGC(エヌ・ジー・シー)[NGC NGC[Julie(US)] <English>][<慣>]
(2)NGC604:新総目録にジョン・ドライヤーが追補した星雲、星団や銀河などの天体目録の604番目に登録された天体
(3)>New General Catalog
(4)>New General Catalogue of Nebulae and Clusters of Stars

(5)>John Louis Emil Dreyer
[h] (1)APOD
(2)エイポッ(ド)[APOD[v@3m35s] <English>]
(3)アイポッ(ド)[APOD(QA1)  <English>
(4)>Astronomy Picture of the Day
[v] 動画
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