説明：渦状銀河NGC5643[1]の中心で何が起こりつつあるのでしょうか？複数の恒星とガス[a]からなる渦巻く円盤である、NGC 5643の外観で優勢なのは複数の青色の渦状腕[b]と茶色の塵で、ハボル宇宙望遠鏡によって撮られたこの主役画像内に表されています。この活動銀河の核部は、電波とX線[c]で明るく輝いており、そこでは、対の噴流が見つかっています。ひとつの特異な中央部の輝きからNGC5643はシーファート銀河という種類[d]で最も近くにある見本のひとつになり、そこでは膨大な量の輝くガスが中心部にあるひとつの重いブラック・ホウル[e]へ落下中であると考えられています。NGC 5643は、比較的近い5500万光年離れており、幅が差し渡しおよそ10万光年あり、そして見ることができるのは、小型の望遠鏡を使って狼[2]の星座（おおかみ座）の方角です。