説明：はい、これは日の出ですが、このようなものを今までに見たことがありますか？ここで、当初の曇天の後、太陽は二つになって昇るように見えました。そして部分日食の間、この写真家に表現させているのは、それが彼の人生で最も素晴らしい日の出であることです。暗黒の円形部が大気で赤くなった太陽の最上部近くにあり、それは月ですが、そのすぐ下方にある暗黒の山頂のようなものもそうです。この理由は途中にある地球の大気に、ひとつの逆転層となった異常に温かい空気があり、それはひとつの巨大なレンズ[a]のように作用して、第二の像をひとつ作り出しました。通常の日の出か日の入りに関する、大気光学のこの稀な現象はイ(トゥ)ルーリアの壺効果[b]として知られています。この主役となった写真が撮られたのは2019年12月で、カタール[c]のアル・ワカラト[d]からでした。地球に投影された東に向かう狭い帯内にいる一部の観測者の方々が見ることができたのはひとつの完全な金環日食[e]です。そこでは月は背景の太陽によって完全に取り囲まれ、火の環[ｆ]の中にいるように見えます。次の日食もおなじく金環日食となるのは、適切な場所にいる観測者の方々にとってで、今週遅くの6月10日に起こるはずです。

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