説明：宇宙空間の中へ先細くなっている一つの円錐形のような形をした、地球が持つ暗黒の中央部の影すなわち本影は円形の断面を持っています。とは言え、月の軌道までの距離ではその幅は月よりも広いです。しかし、11月18/19日の月食の間、月の一部は本影の少し外側に残っていました。そのほぼ皆既月食の5画像からなるこの重ね合わせ画像内にあるこの連続した複数の写真はおよそ1.5時間かけて撮られたものです。この連続画像はその断面の円弧の部分をたどるように並べられており、中央の画像は食の最大[a]時のものです。それが表しているのは、明るく輝く、細い銀色の月の円盤[b]であり、その影の曲線状の縁を越えた先に依然あります。もちろん、その影の内部でさえも、月の表面は完全に暗くなく、反射しているのは赤色を帯びた複数の色合いで、地球の大気によってその影の中に散乱され、フィルターが掛けられた[c]太陽光です。

エイポッ(ド)[t5]への価値ある複数の投稿：2021年11月19日の月食

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