説明：時々、見るのが最も困難である恒星が最も興味深いものです。IC 348[T1］は若い恒星団[#］の一つで、照らしているのは周りを取り囲む繊維状の[#］塵です。この糸状[#］で曲がりくねっている[#］塵が桃色に見えているのは、この最近公開された赤外線画像内であり、(ウェ)ッ(ブ)宇宙望遠鏡[#］からのものです。可視光では、この塵が主に反射するのは青い光であり、それがその周囲の物質に与えているのは、反射星雲[#］のそのよく知られた青い色合いです。複数の明るい恒星に加えて、いくつかの低温の天体がIC 348内に位置しており、見えているのはそれらが赤外線光でより明るく光っているからです。これらの天体は低質量の褐色小星[#］と仮説されています。この証拠に含まれるのは、未確認のひとつの大気化学物質の検出で、それはかつて土星の大気内で発見された、一種の炭化水素のようなものです。これらの天体は知られている惑星よりも少し大きい質量を持っているようであり、それは木星のたった数倍です。合せて、これらが示唆するのは、この若い恒星団に含まれているのは、注目すべきものである、若い、惑星規模の質量を持つ複数の褐色小星で、それらは自由に浮遊し、どんな他の恒星の周りも周回していません。