説明：この大型銀河は、リーダ1313424[1]〔推奨表記PGC 1313424[#]〕と登録されていて、私達がいる天の川銀河[#]の大きさのおよそ2.5倍あります。その素晴らしい姿は、この最近公開されたハボル宇宙望遠鏡[#]による画像内にあり、それがその標的模様[#]から強く示唆しているのは、その愛称"標的状銀河[#]"です。衝突環状銀河[#]のひとつとして知られている、それは九つの環を持ち、それらは望遠鏡による複数の観測で確認されました。それらはひとつの池に落とした小石のひとつからのさざ波のように、その中心から波打っています。もちろん標的状銀河に落とされたその小石にあたるものはそれ自体もひとつの銀河です。望遠鏡による複数の観測結果から、中心の左側にある青色の小型銀河[#]はおそらく衝突天体[#]として識別されており、この大型銀河の中心を通過して、形成中なのは重力的な相互作用による波となった複数の同心円の環です。標的状銀河があるのは5億6700万光年離れたところで、2匹の魚の星座、うお座[#]の方向です。その距離においてこのすばらしいハボルによる画像は幅がおよそ53万光年になります。