説明：未知物質によって支配された[#]、重い銀河団エイボル2744[a]は一部の方々にパンドーラの銀河団[#]として知られています。それがあるのは、35億光年離れたところ、ちょうこくしつ座[#]の方向です。この銀河団が持つ莫大な質量を重力レン(ズ)[#]として使って時空[#]を歪め、その真後ろにある更にもっと遠くの複数の天体を拡大し、天文学者達が発見してきたのは、背景銀河[#]のひとつ、UHZ1[#]であり、並外れた赤方偏移[#]のひとつZ=10.1[#]です。それはエイボル2744のはるか越えたところにUHZ1を置き、距離は132億光年あり、見えたのは私達の大宇宙がその現在の年代のおよそ3%のときでした。UHZ1が識別されるのは複数の差込み図の中で、それがあるのは、この重ね合せ画像[#]であり、宇宙にあるチャドゥラX線天文台[#]からのX線（紫の色合い）とジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡[#]からの赤外線光を合成しています。チャンドゥラのデイター[#]内で検出されたUHZ1からのX線放射は成長する超大質量ブラック・ホウル[#]の証拠となる署名のようなもので、この超高赤方偏移銀[#]河の中心部にあります。それによってUHZ1が持つ成長中のブラック・ホウルをこれまでにX線で検知されたも最も遠くにあるブラック・ホウルにしており、どのようにいつ、最初の超大質量ブラック・ホウルが宇宙で形成されたのか現在暗に示す成果のひとつです。